先週末、九州沖縄山口「痛みと漢方を学ぶ会」学術集会に参加してきました。
テーマは「腰痛の漢方治療」
開始前の会場写真ですが、座席はどんどん埋まり、サブ会場まで用意されていました。
演者の先生方が、患者さんの声や実際の診察時の動画を見せてくれることも多く、患者さんの話し方から受ける印象や、舌の状態によってお薬の選択を決めていく大切さを改めて学ぶことができました。
また、なかなか治らない痛みに、腸の動きの悪さが関係していることもあり、
腸管の張りをとってあげる → 深い呼吸ができるようになる → 滞っていた様々なものがうまく回りだす → 痛みがとれていく
という方もいると知り、漢方の奥深さを感じました。
錠剤のお薬やリハビリテーションで良くなる方も多い一方で、長い期間、腰痛に悩まされて、たくさんのクリニックや民間療法を試している方もいらっしゃいます。
学んで満足せず、少しでも多くの方に還元していきたいと思います。
院長