コロナウィルスの影響もあり、甲子園が中止で県独自の大会になったりと色々な面で変わった夏となりました。弊院にも野球をされている小学生〜高校生、社会人など来院しておりその学生たちのことを考えると歯痒い夏でした。
医療関係者ができる球児へのサポートはリハビリやメディカルチェック、リコンディショニングです。そのレベルアップを図るため、新人とともに目下勉強中です。
投球は身体全体のエネルギーを使って行うものと言うものは昨今有名な話です。
しかし、ひとえに投球といても個人の身体の使い方=フォームは千差万別です。
そこで我々は今回の勉強会にて「個人の問題点を抽出」することにしました
第1回目 野球勉強会
「基本的な投球動作の確認」
「動作分析からの問題点の抽出」 です。
まずは正常をしり、そこから問題点を知るということにしました
例えば、投球時に「肘を下げている投げ方=肘下がり」をしています。
※基本的には「投球側の肘は肩よりも上に来ます」
これが肩よりも下がっていたら「肘下がり」となります。
問題は「なぜ?」 ※なぜ=問題点の仮説です
なぜ?
①投げ方自体のフォームの問題
②肩の動きの範囲がせまい
③日常的な姿勢がわるいくて身体がうまく動かせない
などなどかんたんにかいても3つの可能性があります
このなぜのところを追求=動作分析・仮説立案・メディカルチェック
選手を現場に戻す =リハビリテーション・リコンディショニング
になり理学療法・作業療法士の病院での役割になります
ほんとうに投球障害は奥が深いです。まだまだわからないことが多々ありますが
新人スタッフとともに第2、第3回と研修をすすめ、よりよいサポートができるように
邁進します。